【初心者必見!】せどりはやめたほうがいいのはウソ!?稼げる人の特徴と取組方法!
2018年に政府が「副業・兼業の解禁」の推奨を始めて依頼、副業を公式に認める企業も増えました。
そのような時代背景の中で、近年、せどりへの関心が高まっています。
誰でも取り組めるところが人気なのですが、その一方で、「せどりはやめたほうがいい」という意見もききます。
副業として「せどり」を検討している人にとっては、すでに参入している人も多いので、今から始めて大丈夫なのかという不安もあるかも知れません。
今回の記事ではこのように考える方に向けて、せどりへの取り組みをやめた方がいい理由を詳しく解説します。
しかし、せどりを全面否定ではありません。
むしろ、せどりに向く人が、せどりの種類、せどりへの取り組み方法を選ぶことで、成功するチャンスは十分あります。
この記事を読み終わった頃には、せどりがどういうもので、自分が取り組むべきかどうかの答えを得ていることでしょう。
興味ある方は、ぜひ読み進めてください。
この記事の監修者:未来来来合同会社代表|水田宗孝
1976年生まれ。コナミ→Sony→CAPCOM→グリー→バンダイナムコと大手ゲーム会社を5社経験しその後、無在庫物販で副業をスタート。2020年に月利70万円を突破し独立。その後2021年に未来来来合同会社を設立。
「物販オンラインスクール『NOAHコミュニティ』」を発足し、延べ100名以上の物販プレイヤーを輩出。その経験から学んだ物販の極意を発信していきます。NOAH公式LINEにて無在庫物販に関するお得情報を無料配信中! → 詳しいプロフィールはこちら
この記事の執筆・編集者:高井
中古カメラのeBay輸出販売で起業するも、作業の多さから続かずにeBay、Amazon、中国輸入の無在庫販売へ転向。 一定の成果を出し、新型コロナ蔓延による国際輸送費の値上がりにを機に、兼ねてより興味のあったWebライターとしても活動を開始する。物販とライティング二足の草鞋で活動中。
せどりとは?
副業を意識し始めると、せどりという言葉を目にするようになることが多いです。
せどりはそれほどメジャーな言葉ですが、その意味を正確に知っているでしょうか?
また、転売という言葉と何が違うのでしょうか?
ここでは、副業初心者の方のために、「せどり」の概念を中心に解説していきます。
せどりとは差益をとるビジネススタイル
せどりとは、「商品を安く仕入れ、高値で販売して差益を得る」というビジネスモデルをいいます。
せどりの語源は、昔、古本屋で本の背を見て価値があるものを購入し、他の書店へ高く売っていた仲介販売を指すと言われています。
「せどり」という言葉が、世間に広く知れ渡ったのは15年程前になります。
当時、ブックオフなどのリサイクルショップで安く書籍を仕入れ、アマゾンなどのECサイトで高値販売するノウハウが流行したことを記憶している人もいるかも知れません。
そのように仕入と販売先を変えることで発生する差益を取ることを「せどり」と呼ぶことが一般的になりました。
せどりをする人のことを「せどらー」と言いますね!
せどりと転売の違いって何?
「せどり」と似た行為として「転売」という言葉を聞くと思いますが、その違いは実際のところありません。
どちらも、商品を安く仕入れて高く売る行為を言います。
前述のとおり、せどりは古本に関する差金利益を稼ぐ方法が語源と言われてますが、今では古本に限らずDVDや文具、おもちゃ、家電など多岐の商品に渡ります。
最近では、Amazonやメルカリなどのプラットフォーム間の相場の違いを利用して差益を取る方法が一般的です。
それらは総じて「電脳せどり」と呼ばれ、店舗へわざわざ出かけていく必要がないので、副業としても取り組みやすいメリットがあります。
電脳せどりは、何と言っても家に居ながらできるところがいいですね!
せどりへの参入はもう遅いのか?
結論から申し上げて、せどりは「正しいノウハウで継続すれば、今から参入しても稼げるビジネス」です。
多くの人が「今からでは遅いのでは?」と感じているかもしれません。
しかし、市場の需要には終わりがなく、新しいプラットフォームの登場や商品トレンドの変化によって、参入のチャンスはいつでもあります。
重要なのは、流行を追いかける敏感さと、市場の変化を読み解く能力です。
情報収集能力と適切な戦略があれば、せどりは今でも有効な副業となり得ます。
その証拠に、国内転売であれ、輸出転売であれ、輸入転売であれ、毎年多くの人が参入し、大なり小なりの成果を挙げている人達が多数います。
興味があれば、やっぱり行動を起こすことが大切ですね!
せどりは誰しも取り組める副業!?
せどりは「安く仕入れて高く売る」というシンプルな構造なので、初心者でもカンタンに始めることができる副業です。
少ない資本で隙間時間を利用して着実に収益を上げることが可能なため、多くの人が手軽に取り組んでいます。
ここでは、これらの背景をもう少し詳しくみていきましょう。
参入障壁が低い
特別な資格や高度なスキルを必要とせず、また大きな初期投資も不要です。
インターネットの環境さえあれば、誰でもオンラインで市場調査を行い、必要な知識を身につけることができます。
仕入れる商品を選ぶ眼を持ち、適切な価格設定ができるようになれば、小資本からでもビジネスを拡大させていくことが可能になります。
この手軽さが、多くの人にとってせどりを副業として取り組みやすいものにしているのです。
隙間時間で取り組める
通勤時間や昼休み、家事の合間など、スマートフォン一つで商品のリサーチから仕入れ、販売までの一連の流れを行うことができます。
この柔軟性が、あらゆる職業の人がせどりに取り組める理由でしょう。
時間を有効に使い、短時間で効率的に収益を上げることができるため、副業としてのハードルが非常に低いのが特徴です。
即金性に優れている
小さな初期投資で始めても短期間で利益を再投資することで、販売の規模を拡大させることが可能です。
在庫を上手く回転させることができれば、資金繰りの悩みも少なくてすみますよ。
せどりをやめたほうがいい7つの理由
せどりで成功する人が多いものの、このビジネスモデルが全ての人に適しているわけではありません。
在庫を抱えてしまい撤退する人や、途中で続ける意欲を失くしたり、販売先ECサイトとトラブルになってやめる人も少なくないのは事実です。
そういった経験をした人達から、「せどりはやめたほうがいい」という意見もあります。
ここでは、せどりをやめた方がいいとされる7つの理由を紹介し、それぞれの課題について詳しく解説します。
理由1.作業が多くの時間とエネルギーの消費が必要
商品リサーチ、仕入れ、出品、そして発送、顧客管理といった作業が、想像以上に労力を必要とすることがやってみて初めてわかるのです。
数量限定のプレミアム商品を扱うような場合は、時には朝早くから店頭に並ぶこともあるでしょう。
一連のせどり作業とライバルに負けない迅速な行動が必要なため、多くの時間と労力を割かなければならないのです。
このような努力を続けても、それに見合った結果を出せなかった場合、せどりをやめたほうがいいとなるのです。
理由2.市場価格の変動により収益の安定化が難しい
需要と供給のバランス、季節要因、流行の変化など、予測不可能な要素が多く、商品の価値は日々変わることもあります。
特に人気商品は価格競争が激しく、値下げ合戦の末に短期間で利益率が下落することも珍しくありません。
そのため、継続的に安定した収益を確保することが難しくなり、せどりはやめたほうがいいとなることもあるのです。
理由3.販売先のプラットフォームの規制が厳しい
Amazonやメルカリなどの大手プラットフォームは、ユーザーの快適な利用とサービスの品質を維持するために、出品者に対する厳格なルールを設けています。
これにより、出品者は厳しいガイドラインに従う必要があり、違反するとアカウントの停止といったペナルティが課されることがあります。
また、偽造品や著作権違反などの問題が発生した場合、法的なリスクにも直面するかも知れません。
これらの規制とリスクが原因で、痛い思いを経験した人から、せどりはやめたほうがいいという意見が出るのです。
理由4.在庫をかかえてしまうリスクがある
特に流行に敏感な商品や季節商品は、タイミングを逃すと一気に価値が下がることも珍しくありません。
それにより在庫を抱えると資金の流動性が悪化し、ビジネスを続けることが難しくなることもあります。
特に初心者段階で在庫をかかえてしまうと、資金繰りが悪くなり継続が困難になることもあるでしょう。
そういった経験から、せどりはやめたほうがいいと言う人も一定数存在しますね。
理由5.不労所得にするのが難しい
商品リサーチ、仕入れ、出品、発送、顧客対応といった作業は継続的な労力が必要で、これらのプロセスを自動化や完全なアウトソーシングは容易ではありません。
また、市場の変動に常に注意を払い調整を図る必要があるため、一度設定して放置するタイプの収入源とはなりにくいのが現状です。
これらの要因から、せどりに不労所得を求める人にとっては、やめたほうがいいと言えるでしょう。
理由6.世間体があまり良くない
人気アーティストのチケットや、任天堂の人気ゲーム機、コロナ禍でのマスクの買い占めによる価格操作が過去に問題となったのは記憶している人も多いでしょう。
このような一部の転売ヤーによる行為が、せどりへのイメージを下げているのです。
この世間体の問題から家族や友人に堂々と言えるビジネスではないため、せどりはやめたほうがいいとなるのです。
理由7.モチベーションの維持が続きにくい
安値で買って高値で売るという単純作業を続けていくと、仕事へのやりがいが薄れていくことも珍しくありません。
また、市場の変化に日々目を光らせ、競争が激しい中で利益を出し続けるためには、絶えず新しい知識を学び戦略を練り直す必要があります。
この継続的な努力は多くの人にとって精神的な負担となり、やがては燃え尽き症候群を引き起こすこともあるかも知れません。
特に明確な目標がない場合、ビジネスを始めた頃の情熱を保つことが難しくなるので、せどりはやめたほうがいいとなります。
せどりをやめたほうがいい人の3つの特徴
せどりをやめた方がいい理由があっても、それらに上手く適用できる人はせどりで儲ける可能性が高いです。
しかし、どうしてもせどりをやめた方がいい人も一定数いますので、その人達の特徴を紹介します。
もし、ご自身が当てはまっていると感じた場合は、手を出さないほうがいいでしょう。
特徴1.短期間でカンタンに稼げるようになると思っている人
短期間でカンタンに稼げると考えている人は、せどりでの成功が難しいでしょう。
せどりは、市場の動向を理解し、価格変動に敏感であること、そして何よりも根気強いリサーチと継続的な努力が必要です。
すぐに大きな利益を期待するのではなく、長期的な視点でビジネスを育てる姿勢が持てない人は、せどりをやめておいたほうがいいでしょう。
特徴2.単純作業の繰り返しが苦手な人
せどりには、商品のリストアップ、価格の比較、出品作業、梱包・発送作業など、地道なタスクが多く、これらを繰り返すのが苦手な人はせどりでの成功は難しいでしょう。
外注化による作業の効率化も可能ですが、それには作業に習熟して指導できるようになるまでの努力と時間が必要です。
そこを踏ん張れない人は、せどりをやめておいたほうがいいでしょう。
特徴3.商品に興味を持てない人
商品への興味や情熱がない人は、せどりでの成功が難しいでしょう。
せどりは単に商品を転売するだけでなく、市場のニーズを理解し、商品の価値を見極める力が求められます。
興味を持てない商品に対して、そのような深い理解を持つことが難しいので、せどりはやめたほうがいいでしょう。
せどりをやめたほうがいいはウソ?
前述のように、せどりはやめた方がいいという理由が多くありますが、実際には家計を支える副業としての魅力も多く秘めています。
ここでは、せどりに向く人の特徴や、ビジネスの効率化、せどりの形態について見ることで、やめたほうがいいのかどうかを判断できる情報を提供します。
せどりに向く人向かない人がいる
せどりは、個々の性格や趣味、ライフスタイルによって向き不向きが分かれる副業です。
細かいデータ分析や市場動向の把握を楽しめる人や、柔軟に時間を使える人にはせどりはぴったりです。
特にアニメが好きとか、ファッションに興味がある、カメラマニアであるといった趣味をせどりに活かせる人は、成功する確率も高くなります。
市場の変化にも柔軟に対応でき、不労所得にならなくても趣味と実益を兼ねるため、モチベーションの維持も問題ないでしょう。
一方で、前述したように、即座に結果を求めたり、定期的な作業を苦手とする人、商品に興味を持てない人にはせどりの継続が難しい面もあります。
自分の性質を理解し、せどりが自分に合っているかを見極めることが重要なのです。
外注化によって作業量を減らせることができる
せどりの作業は、外注化することで大幅に軽減することが可能です。
商品リサーチやリスト作成、発送業務や顧客管理など、単純作業や苦手な分野を外注することで、負担を軽減してせどりを続けられます。
最初の小規模の段階で、せどりの作業を一通り覚えたら、販売の拡大に応じて外注化をしていくことで、時間とエネルギーの消費を減らしていけるのです。
外注化にはコストがかかりますが、販売計画やプロモーション活動など、先を見据えた価値の高い活動に集中することで、ビジネス拡大の可能性が広がります。
外注化を上手く行うことで、いかに肉体的精神的負担を減らすかが大切ですね!
無在庫販売という方法もある
無在庫販売は、せどりにおける在庫リスクや資金繰りの問題を回避する方法の一つです。
無在庫販売とは、商品を実際に手元に置かず、大量出品を行って注文が入ってから仕入れるビジネススタイルです。
したがって、リサーチ不足や市場の変化により在庫を抱えてしまう心配がなく、資金ショートの問題も発生しません。
特に商品保管スペースや資金が限られている人にとって、この手法はせどりを続ける上での大きな助けとなります。
ただし、納期管理や供給元の信頼性、販売先のプラットフォームの規約など、留意すべき点もありますので、これらに注意して適切に運用することが必要です。
それでも副業でせどりを行う人の間で、無在庫販売が人気があるのは、初心者でも取り組みやすいカンタンな方法だからでしょう。
販売規模を拡大していけば、自社ECサイトを構築してプラットフォームの規制から離れることも可能です。
自社ECサイトの構築に興味のある人は、下記の記事を参考にしてください。
まとめ・ せどりは種類と方法を選べばやってもいい!
せどりは期待した成果を出せずに撤退する人も多いですが、自分に合った種類と方法を選べば、十分に成果を出せるビジネスとなり得ます。
無在庫販売や外注化など、自分に合ったビジネススタイルや運営方法を取り入れることで、せどりを継続的な収入源に変えることも不可能ではありません。
最終的には、自分のライフスタイルや目標に合わせて、せどりをカスタマイズし、賢く、楽しく取り組むことが成功の鍵となるでしょう。
せどり初心者の人にとっては、無在庫販売が比較的取り組みやすいビジネススタイルなので、下記記事を参考にしてみてください。
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