【2023年決定版】無在庫物販を完全自動化する方法!ツールもご紹介
「副業で物販をやっているけれど、なかなか収入が上がらない!」
「本業が忙しくてリサーチや受注管理に時間をかけられない!」
「売上は上がってきたけど、もっと自分の時間が欲しい!」
このように思っている方も多いのではないでしょうか。物販は特別な知識がなくても誰でも簡単に始められるため、副業の中でも非常に人気の高いものの1つです。
しかし、同時に仕入れ、検品、梱包、発送、顧客対応、売上管理など、様々な業務に手間と時間とコストがかかる側面もあります。
そこで、多くの物販をされている方が、ある程度収益が出てきたタイミングでぶつかるのが「自動化」という壁です。
今回は、特にサイト運営者の私が得意領域とする無在庫物販において物販の自動化する方法について解説します。現在物販の自動化の壁で悩まれている方はぜひ参考にしていただければ幸いです。
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目的によって使い分ける必要がありますので、それぞれの特徴を比較して、自分に合ったものを選びましょう。
特に無在庫物販の場合は、物量戦になることが多いため、より多くの商品を出品できる方が勝率アップにもつながります。
また、時間が増えることで新規事業に取り組む余裕も生まれ、さらなる収入アップにもつなげやすくなります。
この記事の監修者:未来来来合同会社代表|水田宗孝
1976年生まれ。コナミ→Sony→CAPCOM→グリー→バンダイナムコと大手ゲーム会社を5社経験しその後、無在庫物販で副業をスタート。2020年に月利70万円を突破し独立。その後2021年に未来来来合同会社を設立。
「物販オンラインスクール『NOAHCommunity』」を発足し、延べ100名以上の物販プレイヤーを輩出。その経験から学んだ物販の極意を発信していきます。NOAH公式LINEにて無在庫物販に関するお得情報を無料配信中!
この記事の執筆・編集者:高井
中古カメラのeBay輸出販売で起業するも、作業の多さから続かずにeBay、Amazon、中国輸入の無在庫販売へ転向。 一定の成果を出し、新型コロナ蔓延による国際輸送費の値上がりにを機に、兼ねてより興味のあったWebライターとしても活動を開始する。物販とライティング二足の草鞋で活動中。
目次
有在庫物販と無在庫物販での自動化のやりやすさの違い
物販と一言で言っても、有在庫と無在庫という種類に分かれます。 物販の自動化とは、商品のリサーチから発送までの一連の流れを、ツールを利用したり外注したりすることで効率化することを指します。 有在庫と無在庫では、物販の自動化のしやすさについても違いがあります。有在庫物販の自動化
有在庫物販は前もって商品を仕入れておき、その中から販売するビジネスモデルのことを指します。「物販」と聞いて多くの人がイメージする、一般的な物販のやり方です。ツールを使ったり、外注化したりすれば作業自体は一部自動化することはできますが、在庫を抱えるスペースが必要になるため、外注化のハードルも高く、自動化の強みを活かしきれないのが難点です。 また、特に最大の難点は「リサーチ」になります。このリサーチとは要するに「いい商品」を見極めるという意味になります。これについては仮にクラウドワークスなどで外注したり人を雇ったりしても、その商品を仕入れる人の選球眼に委ねることになります。もちろんある程度マニュアル化したり誰でもできるように仕入れのために見極める指標を定めることはできますが、その体制を作ることは相当大変なのと、そこまでやると今度は「自分でやったほうが儲かるじゃん」となって辞めてしまうんですね。 そういった理由から、有在庫物販を自動化していくのは非常に難しいんですね。無在庫物販の自動化
無在庫物販とは、その名の通り商品の在庫を持たずに仕入れから販売までを行う物販のことを指します。商品を買う前に売れる見込みがあるかどうかを確認し、その後に仕入れるため、在庫を抱えずに販売することできます。 在庫を抱えなくて済む、というのは実は大きな違いです。倉庫や在庫部屋を用意する必要がなく、場所にとらわれずにどこでも仕入れ・販売できます。そのため、有在庫のように在庫リスクを気にする必要もなく、リサーチに対しても店舗に訪れる必要もないため、日々の作業に対するノウハウ依存度がそこまで高くありません。 そのため、仮に完全に物販を自動化しようと考えた時には無在庫の方が圧倒的にやりやすいという側面があります。無在庫物販を自動化する3つの方法
無在庫物販を自動化するには、主に以下の3つの方法があります。無在庫物販を自動化する方法
- ツールを活用する方法
- 作業を外注する方法
- 代行業者に依頼する方法
①ツールを活用する方法
無在庫物販において、最も重要なものがどのツールを使用するかです。 正直、自動化以前に無在庫物販においてはツールを使用せずに売り上げを上げていくのと言うのは不可能に近いと思います。少なくとも僕の経験からはツールを全く使用せずに無在庫物販をしている人は見たことがありません。 無在庫物販における代表的なツールの事例を紹介します。 もちろん、使用するプラットフォームややり方に応じて使うツールは様々です。また、上記は無在庫専用のツールというよりは、物販の市場リサーチなどでよく使うツールになります。 それぞれの具体的な活用方法については「無在庫物販の自動化に使うツール3選」で解説しています。水田
ただ、どんなツールを使用すれば良いかは正直わかりにくいですよね。なので、僕が開発したAll In Oneパッケージの『NOAH』というツールもおすすめです。無料で使用事例や使い方をご案内しているので興味がある方はぜひチェックしてみてください。
②作業を外注する方法
無在庫物販の場合、ツールを使ったとしても下記の業務は人為的に対応しないといけないケースが基本となります。- 仕入れ
- 検品
- 梱包
- 発送
- 顧客対応
- 売上管理
水田
外注化についてももしご興味あれば僕が運営している【NOAH公式LINE】にてお気軽にご質問ください。無料で自動化に関するアドバイスなどさせていただいています(^^)
③代行業者に依頼する方法(梱包発送代行がおすすめ!)
外注スタッフに作業を依頼すること以外にも、専門業者に業務を依頼するという方法もあります。 こちらについては、無在庫物販の業務依頼の場合は主に下記になります。- 仕入れ
- 梱包と発送
仕入れ代行業者を利用する
無在庫物販をする際、ECサイトの仕入れ代行業者に業務を依頼することも1つの方法です。 様々な在庫を取り扱っており、その販売権限を共有してもらう契約を結び、販売代行を行うといった座組になります。 業界用語ではドロップシッピングなどとも言われますね。有名な会社ですと以下のような企業が挙げられます。主なドロップシッピングができる仕入れ業者
もちろんこういった仕入れ代行会社と提携して利益を出している方もいるにはいますが、基本は代行会社から中間マージンを抜かれるのと、「仕入れ」と言う差別化がしやすい工程をコントロールできなくなるため個人的にはあまりお勧めはしていません。
特にネットショップを運営していると、向こうから「ドロップシッピング始めませんか?」と電話がかかってくることがありますが、そう言うケースはほとんどの場合メリットが皆無に等しいのでお勧めできません。
水田
基本的に向こうから提案してくるドロップシッピングは料率含む条件がイマイチのケースが多いですね。
梱包と発送を委託する
また、外部業者として倉庫を利用する方法もあります。こちらは在庫管理、梱包、発送を代行してもらう業務になります。 出品した商品に注文が入ったら、まずは一律で倉庫に商品と受注情報を送り、そこで梱包と検品をしていただくイメージです。下記業者などは代表的ですね。 ドロップシッピング(無在庫)において仕入れと発送は本来のセオリーでは自分で行うものになりますが、ただそうすると多大な手間とコストがかかります。 発送って安く送る方法は色々あるのですが、結構奥が深くて専門的な知識も求められるので難易度が意外と高いです。 その点梱包と発送を専門でやっていて、かつ大量に取引がある梱包業者は発送費用も安く抑えているところが多いです。手間とコストの観点から言っても利用しないては無いですね。水田
ちなみに、倉庫については手数料、対応力、対応速度、梱包の丁寧さなどが重要になりますが、僕の個人的なおすすめはダントツ『E-KO-BO』さんです。僕や僕のコミュニティでもほぼ全員が使っていますが、価格面から対応力までかなり良いと思います!
無在庫物販を自動化・外注する3つのメリット
無在庫物販は在庫を抱えなくて済むため、自分が作業をする場合でも、場所を選ばずに作業できたりたくさんの商品を取り扱ったりできます。自動化や外注をすると、さらに以下のような恩恵が受けられます。無在庫物販を自動化するメリット
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- 自分の時間が増える
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- ビジネスのスケール(収入UP)が見込めるようになる
- 対応速度が上がり商品レビューなどにも良い影響が出る
①自分の時間が増える
せどり・物販を始めたての人は、リサーチから出品、発送、顧客対応まで全ての作業を自分で行いがちです。なぜなら最初は自分の時間だけで行なっていた業務を外注するとその分外注費が発生し、利益率が下がってしまうためですね。 ただし、しっかりと計算してみると実は外注をしないことによって自分の時間給を下げていることにつながるケースが起こりえます。 以下は一例ですが、実際に僕が仕入れた商品の利益計算にになります。
【商品A】※家電系の商品です
原価:5,600円
売値:9,800円
粗利:4,200円
外注費(1品あたり):100円
利益:4,100円
ちなみに上記外注での業務内容は注文受注から倉庫への発送業務で全てリモート作業になります。
この数字を見ると明らかですが、仮に自分で作業をしても1商品あたりの利益はわずか100円しか上がりません。100円の利益を取るためにこの作業をするのは、初期の不安定な時期を除けばあまり得策とは言えないですよね。
商品の受注、発送。売り上げ管理などの作業を他の人に外注したりツールを活用したりすることで、自分で作業する必要がなくなり、自分の時間が増えます。
水田
本来家族との時間を増やしたり、自分の自由な時間を確保するためにビジネスをしている人も多いと思います。利益にこだわることは大切ですが、小さな利益にこだわりすぎるあまり時間がなくなってしまうと本末転倒だと思うので、しっかりと外注さんにも助けてもらいながら時間は確保していきましょう。
②ビジネスのスケール(収入UP)が見込める
物販の自動化や外注をうまく活用することで、リソースにレバレッジがかかり、扱える商品量や受注量が増えるため、結果的に売上UPが期待できます。水田
要するにさっきと言っていることは同じですが、時間が増えたことをより戦略・戦術という売り上げへのインパクトが大きい領域に対して時間を使えるようになるということですね。
③対応速度が上がり商品レビューなどにも良い影響が出る
外注を活用することで、対応速度が上がりその分商品レビューなどに良い影響が現れることもあります。 どうしても1人でやっていると対応できる業務量に限界が訪れ、注文が入ってから対応するまでにタイムラグが発生してしまうことがあります。 特に本業をされている方などであればそれはただでさえ少ない時間を削っていくので睡眠不足も誘発しミスも起こりやすくなります。 売り上げが伸びてきて受注商品数も増えてきた段階で外注スタッフさんを増やし、組織的に対応できる仕組みを構築するのも顧客満足度の観点からも非常におすすめです。無在庫物販を自動化・外注する3つのデメリット
無在庫物販を自動化・外注するデメリット
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- 費用対効果を考える必要がある
- 事前にマニュアルを作っておく必要がある
- 良い人材の採用に一定のコストがかかる
①費用対効果を考える必要がある
外注したりツールを使ったりするのには当然お金がかかります。 物販による売上からそれらの経費を差し引いた金額が自分の希望の額になるかどうか、物販ビジネスを始める前にシミュレーションは必ず出しておきましょう。 利益については、シンプルですが以下の計算式で算出できます。 純利益=売上×利益率(%) 例えば商品を5,000円で販売した場合、純利益は以下のようになります。一般的に物販の利益率は20~30%程度といわれていますので、今回は20%で計算します。 純利益=5,000円×20% =1,000円 これを3,000円のツールを使って自動化する場合、最低でも4つ以上売らないと赤字ということになります。もちろん、ツールを使った無在庫物販では数千~数万単位での販売になるため、実際には、 1,000円×1,000商品=1,000,000 となり、100万円ほどの利益になるわけです。 このように「いくらの商品を販売するか」「利益率はどのくらいか」「ツールなどにかかる経費はいくらか」などを考慮し、シミュレーションをして自分の目標を達成できるプランで進めていきましょう。②事前にマニュアルを作っておく必要がある
クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどで個人スタッフに外注する場合、マニュアルを作っておく必要があります。募集してきてくれる人は必ずしも物販について精通している方とは限りません。むしろ全くの素人の可能性の方が高いです。 細かく、堅苦しく体裁を整えたマニュアルを作り込む必要はないですが「誰が」「何の作業を」「何のツールを使って」「どこまで」担当するか、などは詳細に決めておいた方が良いでしょう。 要するに、誰がやってもすぐ取り組める状態にしておくことで、外注スタッフさんへの育成コストを削減でき、結果的に事故の未然防止や工数削減に役立ちます。③良い人材の選定に一定のコストがかかる
外注さんでも必ずしも全員がきっちりと仕事をこなしてくれる真面目な方であるという保証はありません。 むしろ、言った仕事を全くやらなかったり、すぐサボってしまったりするケースが大半です。無在庫の外注の場合は基本は見えていない場所でリモートで仕事をしていただくことになりますので、当然サボる人は出てきます。 また、最悪なのはそれでトラブルになった時に嘘をつかれたり飛ばれたりするケースです。顧客トラブルを起こされて去られてしまったことは僕も過去に何度もありました(苦笑) そう言ったことがないよう良い人材を採用する必要があるのですが、これには一定のコストがかかります。 何度も採用しては辞めを繰り返し、いい人がいたと思ったらできるだけ継続いただけるように配慮しながら進めるなどですね。金銭的コストだけでなく工数や精神的にも多少削られる部分もあります笑。 ただ、良い害虫さんに巡り合えるとそのあとが信じられないくらいスムーズに動くようになり、さらに別の外注さんの育成まで担当してくださるようになります。そうなるとその外注さんには頭が上がらなくなります。 デメリットというよりは注意事項にも近いですが、物販の自動化においては非常に重要な要素なので押さえておきましょう。自動化された無在庫物販の流れ5ステップ
これはあくまで一例になりますが、前述したような自動化ができてからは下記のような流れで進めることが可能になります。自動化した無在庫物販の流れ
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- リサーチ
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- 出品
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- 仕入れ・発送
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- 顧客対応
- その他の事務作業
1.リサーチ(ツールと外部スタッフ)
物販ビジネスは商品のリサーチから始まります。手作業でリサーチすると膨大な時間がかかってしまうため、ツールの活用や外注化をおすすめします。 リサーチの段階で、「何のジャンルを」「いくらで販売して」「利益はどのくらいになるのか」をしっかりシミュレーションしておけばあとはツールと外注スタッフがルーティン業務として実行していただくことが可能になります。2.出品(ツールと外部スタッフ)
扱うジャンルを決めたら、仕入れる前にマーケットプレイスに出品します。無在庫物販の出品ではツールを使うのは一般的です。ツールでの商品の価格設定は適切なものにしましょう。ここでも外注化すれば、自ら手を動かすことはほぼありません。3.仕入れ・発送(外部スタッフ・倉庫業者)
注文が入ったら、仕入れ先に発送を依頼します。梱包の作業も代行業者に依頼できます。発送の際は、送り先を梱包業者の倉庫にしましょう。4.顧客対応(外部スタッフ)
顧客からの問い合わせやクレーム対応を行います。外注先に任せることが可能ですが、対応マニュアルを作っておくと親切です。5.その他の事務作業(外部スタッフ)
売上管理や在庫管理など、その他の事務作業を自動化ツールや外注先を利用して行います。データの入力や解析は外注しても良いですが、最終的な意志決定は自分で行うようにしましょう。無在庫物販で自動化ツールを上手に活用するポイント
自動化ツールを導入する際には、かかる費用と効果を比較し、自分の目的に合ったツールを選んだりカスタマイズしたりすることが大切です。 また、複数のツールを組み合わせて使用することで、さらに効率的に運用できます。定期的にアップデートや最新情報をチェックし、常に効率的な運用ができるようにしておきましょう。水田
主に気を付けていただくポイントは以下ですね!
無在庫物販で自動化ツールを上手に活用するポイント
かかる費用と効果を比較し、自分の目的に合ったツールを選ぶ
複数のツールを組み合わせて効率的な運用を心がける
ちなみに僕はもっぱら下記のツールを運用して、安定的に収益を出せています。
また、僕が運営するオンラインスクール『NOAHコミュニティ』では生徒が最高月利1100万円まで出すことができたのも、下記のツールと外部業者と外注さんだけで行なった結果になります。
- keepa(無料)
- アムロジ(倉庫業者)
- ZonAsinHunter(買い切り1万円)
- NOAH
- Googleスプレッドシート(無料)
- 外注スタッフさん
水田
たったこれだけの活用でほぼ自分の時間を使わずに月に数十万円〜数百万円の利益を出せています。具体的なやり方については動画で全て無料で解説しているのでぜひこちらからLINEでチェックしてみてくださいね!
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